LINEの田端さんがオススメしていたのをきっかけに最近読んだ、アメリカの著名コンサル・トムピーターズ著作「ブランド人になれ」に面白いことが書いてあった。
誰にも頼らず自分一人の力で生きていける人のことを「ブランド人」と呼び、その特徴は仕事をどう捉えるか、という点に現れる。
これは、ベンチャーで奮闘するメンバーにも言えることだと思う。
以下、面白いと思った特徴を抜粋する。
それぞれ上がブランド人、下が今までの社会人の特徴だ。
人びとの記憶に長く残る仕事をする(すごい仕事でなければ「すごい仕事」にする。なにがなんでも)。
VS
やれと言われたことだけをやる。
日々、切磋琢磨し達人を目指す。
VS
書類とにらめっこして、時間をつぶす。
このプロジエクトを選んだのは、新しいことを勉強できるから。自分の限界に挑戦出来るから。カッコいい人たちと付き合えるから。
VS
これをやるように部長に言われたんです。もう、うんざり。
カッコいい仕事に変えられるなら、つまらない仕事に喜んで飛びつく。
VS
面倒な仕事を俺に押しつけないでくれ。
ブロジエクトこそ、私のすべて。そのポートフォリオが生きている証。
VS
顏だけは出す。あとは黙って見ている。
すごい、きれい、気品、革命、衝撃という言葉が好き。
VS
いつもサボることだけを考えている。
お客さんのために生きる。
VS
今、担当者はいません。
楽しくなければ仕事じゃない。
VS
仕事はつまらんものさ。
毎日、布団をはねのけて飛び起きる。
VS
夜が明けるたびに年を取る。朝が憂鬱。
正しいと思うことは粘り強く主張する。
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波風を立てるな。
すぐに変われない自分に腹が立つ。
VS
人生なんてそんなものさ。
チャンスさえあれば、大冒険をやりたい。
VS
既得権にしがみついて生きる。
一に行動、二に行動。
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メモさえ取っておけばいい。
すったもんだがあるから人生は楽しい。
VS
ごたごたはもうたくさん。
「今、担当者はいません。」「朝が憂鬱。」などはかなり共感出来る。
会社勤めをしていたとき、正直、日曜日の夜が憂鬱になることが度々あった。
ベンチャーを始めてから、顧客の問い合わせは死ぬほど待ち遠しいし、日曜日の夜どころか曜日の感覚は完全にすっとんでしまった。
ずっとずっと、仕事の事で夢中だからだ。