採用と一人当たりの生産性

採用と一人当たりの生産性


世の中には大きな会社もあれば、小さな会社もあります。

大きな会社と小さな会社、どちらの方が生産性が優れているかは、外からでは分かりにくいものです。

売上は当然、大きな会社の方が大きくなります。

商品そのものを仕入れて販売していれば、手数料収入だけでなく商品金額自体も売上に計上され、見た目の売上が大きくなります。

 

社員一人あたりの利益額

会社の生産性を簡単に比べる方法として「社員一人あたりの利益額」で比べる方法があります。

計算式は非常に簡単で、以下の通りです。

会社の利益額➗社員数

社員数が多ければ多いほど、売上は上がっていきます。

一方で「社員一人あたりの利益額」は、生産性が上がらないと向上しません。

 

一人あたりの生産性(利益額)が低いと、採用出来なくなる

当たり前の話ですが、一人あたりの生産性(利益額)が低いと、新規の採用が出来なくなります。

費用ばかりが増えて、利益が上がらないからです。

人件費は固定費なので、人が増えると固定費が増していきます。

固定費が増した分だけ売上が上がればいいのですが、人が増えた割には売上が上がらないということが良くあります。

組織の成長が、人の増加に追いついておらず、サービス不全・組織不全・マネジメント不全に陥っている状況です。

売上が上がらないと、固定費が増したことによって事業が赤字に転落します。

このような状況では新規の採用は出来ません。

採用する為には、一人当たりの生産性を高める努力をする必要がある

採用によって組織を大きくする為には、一人当たりの生産性(利益額)を上げる必要があります。

一人当たりの生産性(利益額)を上げる方法はいくらでもあります。

コストをかけずに、利益を上げればいいのです。

  • 営業活動が出来ているかの見直し
  • 営業マンの能力向上
  • 営業施策の見直し・徹底
  • ターゲット顧客の見直し
  • 顧客活性化
  • 無駄な施策の撤廃
  • 営業オペレーションの磨き込み
  • CS力強化
  • インターフェースの改善
  • 機能改善
  • 無駄なコストの削減

一人あたりの生産性(利益額)が上がるということは、人材が活躍している、人材を十分に活用出来ている組織と言うことが出来ます。

メンバー同士がミッション・バリューに沿って自律性高く行動し、信頼関係を元にしたシナジーが生まれ、コミニケーションロスが少ない組織と言えます。

そういう組織であれば、安心して新しい人材を採用することが出来ます(それでも、採用の基準はシビアに保たないといけません)。

一方、一人あたりの生産性が低いまま採用を続けると、会社は倒産してしまいます。

「売上を上げる為には新規で採用しなくてはいけない!」

「売上を上げる為には人が足りない!」

というのは間違いで、会社の成長を支えるのは一人当たりの生産性なのです。